2012年4月28日から30日にかけて、GWを利用した車中泊旅行に出ました。目的地は富士山五合目。子供たちに生の富士山を見せてあげたくての旅行でした。
冬季封鎖が解かれたばかりの富士山スカイラインを登りはじめてすぐに、異変に気づきました。1速から2速への変速ショックが普段より明らかに大きかったり、2速から3速へとシフトアップしようとして失敗し、ギアが入っていない状態でエンジンが空回りしたりする症状が頻発しました。どうやらATがおかしくなっているようです。登りはじめてしまった道をどうすることもできないので、様子を見ながらだましだまし上りきり、富士山五合目の景色を家族で堪能しました。くだりはのぼりより怖かった…しかも前を走るクルマがことごとく山道に慣れておらず、すべてのコーナーでぶれーキングする始末。変速の不調をカバーするためにも2速に固定して下りたいうちのラグレイトと、コーナーごとに急減速するクルマの走行パターンが合うはずはありません。怖い思いをしながらくだりました。
《余談》 ラグレイトとは関係ありませんが…みなさん、長い下り坂はフットブレーキではなくエンジンブレーキを使って走行してください。フットブレーキは、エンジンブレーキだけではスピードが出すぎてしまったとき、とても急なコーナーにでくわしたときだけ使用してください。また、カーナビを見る余裕が少しでもあれば、次のコーナー、その次のコーナーくらいまで見ておきましょう。フットブレーキでしっかり減速すべきコーナーを選べるようになります。
そんなこんなでなんとかかんとか富士山スカイラインを下りきり、その日は道の駅すばしりで一泊。一夜明けて、家族が起きるまでの時間になんとなく「ラグレイト
AT」で検索してみたところ…出てくる出てくる、不調と修理の話題。10万キロ超えるたら覚悟しとけ的な記述もちらほら。ノーメンテナンスで14万6千キロまで走っちゃいました。逆に考えれば、メンテナンスコストをかけずにこの距離まで走ってくれたのはアタリだったのかも…。
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