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北海道を走る
11月6日、火曜日。
オリックスレンタカーの「カーナビ付き・走行距離無制限・全車4WDスタッドレスタイヤ装備で5000円／日」にひかれてレンタカーを借りることに．まだ雪も降らないし，クルマの方が安ければそれもいいだろうということだ．
さて，北海道といえば中島みゆき．とゆーことでまず中島公園を訪ねた．しかし後にこれは間違いと判明．私たちが訪ねた中島公園は札幌市にある立派な公園だったのだが，中島みゆきのおじいさんが作った中島公園は帯広にある小さな公園らしい．事前調査不足．てゆーか俺がファンな訳じゃないから別にいい．散歩に来ている犬にいっぱい会えたので問題なし．
ついでなので，本家帯広の中島公園についてちょっと説明．
シンガーソングライターである中島みゆきのおじいさん，中島武市という人が，帯広にある自分の土地に依田勉三の銅像を立てて公園にしたのだそうだ．この依田勉三という人は十勝開拓のエライ人だということ．だからといってなぜみゆきのおじいさんが銅像を立てたのかというのはよく分からないが．歌手なんていう人とは違う仕事をする人は，じいさんも人とは違うことをするとゆーことであろうか．と書きながら「強引なまとめ方だ」と自分でも思っているのでツッコまないように．
目指すは稚内！
今回の旅の目的の1つは「最北端へ行く！ 」だったので，とりあえず稚内を目指すことにした．札幌から高速道路に乗り，旭川へ．まずは北上の前に旭川ラーメンを食おうということで．
旭川で買い物をしたりしているうちに15時に．稚内まではあと250kmくらいある．アベレージ50kmで走っても20時だ．しかし知らない街の一般道，アベレージ50kmで移動できるのかどうかも分からない．こりゃ途中で適当に泊まった方がよさそうだということになり，温泉もあるらしい美深に宿泊地を求めることにした．しかしじゃらんに載っている宿はどこもいっぱいだったので，カーナビで「周辺検索」→「ホテル・旅館」を実行．一番上に出てきた「あさひ荘」へ連絡，部屋を取った．
おっとびっくりあさひ荘
美深に宿を取り，安心して北上を開始した俺たちだったが，その後驚愕の真実を知ることになる．なんと，旭川より北の国道はアベレージ80km〜100kmで流れていた！ 首都圏に住んでいる人なら，深夜の環状16号線を思い浮かべてもらうと近いであろうか．かなりのハイペースである．途中見かけたスーパーで缶ビールを買ったりしながら行ったのだが，17時すぎには美深へ着いてしまった．
さて目的のあさひ荘へと向かう．なんとJR美深駅から徒歩1分という繁華街のど真ん中だ．時刻は17時．真っ暗闇だ．繁華街……繁華街……．少なくとも駅があるってことは中心部だと思うのだが……．真っ暗闇だ．うーむ．小野田かここは．やや不安になりつつチェックインした宿は，建設作業員が長期滞在するような宿で，知っている人なら「まるで松風荘」と言えば雰囲気が分かるであろうか(なんて分かる人の少ない表現だろう(笑)) ただ，建物はきれいで，食事も2食ついていた．それでいて5500円／人なので安いことは安い．部屋の中にはTVと布団．That's ALL!である．風呂もトイレも共同になっていて，まさに松風荘(だから分からないってば)
宿に何か設備がある訳でもなくすることもないので，近くのコンビニでつまみを買ってきて酒を飲んで寝たのであった．
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