5時起床。身支度を整えて6時に宿を出発。目指すは戸倉バス停。マイカー規制が行なわれているため、入山口まではバスを利用しなくてはならない。幸い、宿には他に宿泊者がおらず(笑)、クルマを宿に置いたままバス停まで送り迎えしてもらえたので、駐車場代は浮かすことができた。戸倉から鳩待峠までバスで行き、そこからは徒歩。3歳の長男はともかく、1歳の次男の歩調にはつきあっていられない。そこで、次男は全行程を俺のおんぶで移動することに。これだけで、10kg以上のウェイトハンデだ。長男は、歩けるところまで歩かせてどうしてもダメなら交代でおんぶか抱っこにしようという作戦。最初の休憩地となる山の鼻までは片道3.3キロの道のり。木道や木の階段が整備されているとは言え、アップダウンのある山道だ。行きはくだりだしまだ興味もあるようで、長男も楽しそうに歩いていた。山の鼻では、宿で作ってもらったお弁当やかき氷を食べ、尾瀬ヶ原方面に向けて出発。ここから先はほぼ平らな木道が続くので楽勝…かと思ったのだが、長男の「うんちが出る」というSOSで10分そこそこでUターン。山の鼻まで戻ってロッジのトイレをお借りした。長男は昨日からずっと悩んでいたモノがすっきり出て爽快な顔になったが、もう一度尾瀬ヶ原に向けては歩きたくないという。ある程度時間も経ったし湿原も少しは見たし、まぁいいかということで帰路へ。往路とは逆に登りを含む3.3キロの道のり。さすがに最後までは歩けないだろうと思い込んでいたのだが、「鳩待峠まで歩いたらソフトクリーム」の言葉を胸に長男は真剣に歩いた。後半はほとんど無言。しかし、ソフトクリームに向けて無休。長男が休まないので大人も無休(笑)
下りと登りの違いがあるのに、ほとんど同じ時間で帰路も自力で歩き切った。山の鼻から先を少し歩いたことを考えると、恐らく7キロほど歩いたはず。彼が1日に歩いた最長距離だ。鳩待峠でソフトクリームを食べた後は、バス、宿のクルマ、エスティマと乗り換えても起きないくらいの爆睡。疲れたんだね。
渋滞にかかりながらも、20時頃木更津に到着。ラーメンで夕食を摂り、お義母さんを送ってから21時頃に帰宅。シャワーを浴びて布団に入ったら、22時半くらいには俺以外全員ぐっすり。いっぱい歩いて長時間クルマに揺られて疲れる旅路ではあったけれど、とても楽しい2日間だった。俺も、あと1本缶ビールを飲んだら寝よう。
あ、変色したブレスレットはシルバークリーナーに長めにつけたら元の色に戻った。よかったー。この春に買ったばかりなんだもん。
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